スキンケア・手作りコスメの覚え書き。コスメと石けんがだいすき。
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ビタミンCというものは(ビタミンC誘導体編)&合成成分のこと
2010年10月22日 (金) | 編集 |
こんにちは。お久しぶりです。
やっと、続きが書けました。

今回は、肌に塗るビタミンC。ビタミンC誘導体について調べたことをまとめて見ます。

ノンケミカル派のみなさま、ビタミンC誘導体についてはどういうイメージをお持ちですか?。

「ビタミンC誘導体!?、それ合成でしょ?ケミでしょ?どうせ肌バリア壊すんでしょ?ヤダヤダ」
私はそんな風に思っていました。
「合成モノは悪とは思っていない」といっておきながら、やっぱり「合成」のものはなんか嫌。
理由は威力が強いから。
身体を蝕むことが多いから。
そして、「合成だから嫌・肌荒れする」「天然・植物だと好き・身体にもよい」イメージでの決め付け。
でも、気をつけても、完璧な食事や、生活リズムには限界があって。
「悪化はしないけど改善もしない」肌にちょっと焦りを感じてきて、「ビタミンC」に興味がわきました。

そんなあるとき、生物学を研究してきて、今は化粧品の開発をされている方のサイトを読む機会があり、なんか、自分の無知さが恥ずかしくなってきまして。
その方も「皮脂を取りすぎることがいけない」「刺激もなるべく与えてはいけない」「安全第一」の考えの下、天然・合成こだわらず、成分の特徴や、裏話をポツポツとまとめておられました。
(なかでも、「天然成分だけで化粧品を作ることは出来ないのか」という記述(このページ)を読んで、なんだか「自然にこだわって鼻息が荒くなっている状態(なんちゅー表現や)」から、ちょっと冷静になれたように思います。)

実際、オーガニックやノンケミカルなコスメにも入っている「ビタミンC誘導体」。
そして、手作り化粧品の素材としても売られています。
でも、それがどんなものなのか。
どういう仕組みで肌に働くのか。
どんな種類があるのか。
スキンケアにこだわるなら、ただ「ビタミンCが肌にいいって聞いたから」で取り入れるのではなく、ちゃんとわかって使いたい。
そんな気持ちでまとめてみました。

…って、また前置きが長くなりました~~~~~~。
ではでは。(本文も長いですよ~

ビタミンC誘導体というものは
(参考サイト・・http://www.vc-lab.com/vc.html、http://www.cosmed.co.jp/cosmed/vitaminC.html 、http://www.mimi-ch.com/binomame/bimameP16.htm#vc 、etc アドレスコピぺで旅立ちお願いします。)

ビタミンCは、そのままでは肌に浸透しにくい成分です。
また、刺激も強く、肌の上で酸素に触れると見る見るうちに酸化していきます。
なので、レモン汁やローズヒップのハーブティーを塗っても、残念なことに宝の持ち腐れ(…ヒドイ)なのです。
それどころか、「酸」により肌が刺激を受け、逆に角質層を痛めてしまいます。

でも、ビタミンCの効果は本当に幅広く、効果の高いもの。
なので、そんな「か弱き救世主」のビタミンCを何とかして肌に作用させる為に、ビタミンCの素顔であるアスコルビン酸をあの手この手で武装()させたのがビタミンC誘導体なのです。

ちなみに、カプセルに入れた形で安定させたビタミンCはビタミンCとして働いてはくれないそうです。
他の物質と結合させることで、安定性や吸収性を高めるそう。

そして、どんな物質と結合させるかによって、ビタミンC誘導体の性格が変わってくるのです。
今回は水溶性と脂溶性に分けてまとめてみたいと思います。

ビタミンCを肌に塗ることのデメリット
ビタミンCの効果は以前書きましたが、もちろんつけすぎるとデメリットもあります。
・角質剥離(ピーリング)作用
・乾燥させる
・つけすぎると免疫システムに引っかかり、「アスコルビン酸ラジカル」を起こす可能性もある
・紫外線に当たると酸化してしまう

身体の隅々にいきわたる、口から摂取する場合と、スポットで直接与える塗布では、やはり濃度が全然違います。
なので、肌の状態を見ながら、使う回数や量を調節した方が良いと思います。
私は「夜に、ほんのちょっと」で十分でした。
調子が良い時に高濃度で使いつづけると、もしかすると逆に乾燥したり、調子が悪くなるかもしれません。
「肌が改善される過程」の中で使うものであって、常に使用する必要はないのかな。と思っています。
常用するにしても、調子に合わせて濃度は変えた方がいいような。

水溶性ビタミンC誘導体
水に溶けるタイプのビタミンC。特徴は即効性があること。
その性質から、あらゆる化粧品に用いられている。
効果は高いが、刺激もある。

アスコルビン酸グルコシド
ビタミンCに糖(グルコシド)をくっつけたもの。誘導体の中では一番安定している。
アスコルビン酸グルコシドがそのままビタミンCとして働くわけではありません。
肌の上で、グルコシドを切る酵素(グルコシターゼ)が働いて、アスコルビン酸とグルコシドがぶちっと切れたところでアスコルビン酸が活性!
ここで待望のビタミンCの効果が発揮されます。
メリットは、自然界にも存在するビタミンCの合成体で、安全性もあるということ。
そして、弱酸性でも安定しているということ
…え?肌って弱酸性でしょ?。化粧品も弱酸性なのに、弱酸性で安定することはメリットっていうか当たり前なんじゃないの?。
と、思った方、…そうなんです。この、弱酸性でも安定しているということがなんでこの物質のメリットなのかが、後の水溶性ビタミンC誘導体で明らかになります

では、デメリットは。。。。
このアスコルビン酸グルコシドは、グルコシターゼあってのもの。
逆に言うと、グルコシターゼが分泌されないと、この成分は肌の上でもただの糖の結合体なのです
実は…人間の肌はこのグルコシターゼを。。。。あんまり分泌しないんです(撃沈)。
なので、大手のメーカーでは、ほとんど使われなくなりました。

人間の肌のシステムを踏まえずに、理屈で作られたビタミンC誘導体・・・・。
「ビタミンCがたっぷり!」とうたいながら、もし成分表にビタミンCに該当するものがアスコルビン酸グルコシドのみだったら…。
お金の無駄なので、買わないな。。。。。


アスコルビン酸ナトリウム
ナトリウム塩をくっつけたアスコルビン酸。なめると塩味(らしい)。
一番ビタミンCの形に近い。
乾燥状態(粉末など)では安定しますが、吸湿状態では不安定。水に溶けると分解されて徐々にビタミンCが酸化していきます。
そして、アルカリ性で安定。中性や弱酸性では分離傾向があるそう。
と、いうことは、「弱酸性です♪」と表記されている化粧水の中にこれが入っている場合。
ちゃんとビタミンCの恩恵が受けられるのか、というと「?、???」なのです。


リン酸アスコルビン酸ナトリウム(アスコルビン酸リン酸ナトリウムなどの表記もアリ)
リン酸アスコルビン酸マグネシウム(アスコルビン酸リン酸マグネシウムなどの表記もアリ)
上のナトリウム結合が不安定なので、改良されたもの。
今は、化粧品のビタミンC誘導体といえばこの二つが主流。
ノンケミカルコスメや、オーガニック、無添加コスメにも良く入ってます。
リン酸をつけたことで、肌への浸透もアップ。短時間で浸透させることが可能になりました。
とくに、リン酸マグネシウムの方は、最も吸収され、効果の高いビタミンC誘導体として現在医療・美容界で定番になっています。
リン酸塩が肌の中へアスコルビン酸を引っ張っていき、肌の中でリン酸を切る酵素が働いて、ビタミンCが活性します。
ビタミンCを肌の内部で活性させ、皮膚科の臨床結果も多い為、皮膚科医が良く使うビタミンC誘導体でもあるそう。
「結果」の面で、非常にメリットのある成分です。
シミなどの部分的なトラブルに、「お薬」的な感じで即効力発揮したい時などに良いのではないかと。

しかし、やはりこの二つもアルカリ状態で安定する成分で、弱酸性や中性状態では激しく分離してしまう欠点があります。
なので、皮膚に塗布する場合、本当にこの成分を活かす為には、化粧品をアルカリ性にしておかなければなりません。
なので、この二つの成分が入っているのに「弱酸性」と表記されている化粧品は、やっぱり「?????」です。
手作り化粧品の素材としても販売しているので、使用されている方はせっかくの成分を分解しないように、注意が必要なのではないでしょうか。

人間の肌は、「アルカリ状態」を「弱酸性」に戻そうとする機能があります。
なぜならば皮脂をはじめ、細胞間脂質など、肌のシステム(肌バリア)は「弱酸性」だから。
なので、一時的なアルカリ状態(石けん洗顔後など)は問題ありませんが、それが長時間続く「塗布した(アルカリ性のものが肌の上にずーっと乗っかっている)状態」は「弱酸性の肌バリア」や肌システムにとって好ましい状態ではありません。
やはり、肌バリアは壊されます。

もともと、皮膚科で「効果を出す為」に医師の管理化の下使われるものなので、やっぱり「患部を治す為に一時的に塗布する」塗り薬のようなもので、毎日、継続的に使い「肌を守り、保持する」目的の場合にはちと強すぎる成分なんだろうな、と私は思いました。
スポット的に使う美容液なんかに、良いのかしら・・・?。

<参考サイト・・このページの「ビタミンCのマグネシウム塩タイプの話」・このページの下のほうの「ビタミンCの裏話」>



脂溶性ビタミンC
油、皮脂に溶けるタイプのビタミンC。
水溶性よりも肌への浸透がよく(30倍といわれています)、乾燥しにくい。また、効果の持続が長いのも特徴。
デメリットは「ベタつく」使用感。
私はこれを、「界面活性剤の形状にして肌バリアを溶かしながら浸透させている!」とものすごく無知な思い込みをしていました。
記事に書かなくて・・・・本当によかった
いうなれば、マカダミアナッツオイルやオリーブオイルが、自然に肌に浸透していくのと同じことだったのです。
(関連記事・植物のチカラ・・参考サイト・このページの「油溶性ビタミンCを再認識」)
アスコルビン酸に、皮脂に含まれる脂肪酸をくっつけることで、植物油が浸透するように肌になじみながら奥へ浸透していきます。
そして肌の奥で脂肪酸とビタミンCに分解されて、活性。
そのとき、離れた脂肪酸は、もともと肌にあるものなので、そのまま皮膚の脂肪酸構成の中に馴染んでいきます。
なので、肌バリアを壊すことなく、ビタミンCを肌細胞に届けることが可能になるわけです。


パルミチン酸アスコルビル(エステルC・エスターC・アスコルビン酸パルミテートなど)
昔から使われている脂溶性のビタミンC。皮脂の成分の1つ、パルミチン酸とくっつけた誘導体。
アメリカで「エステルC」と呼ばれて大流行したそうです。
常温では固体(粉末が多い)で、使用感はとっても重め。なので、クリームに使われていることがほとんどだそう。
とても浸透性の高いビタミンCとして注目されていました。
しかし、安定性が弱く、変質しやすい特徴があり、この成分が逆に皮膚の酸化を促進してしまう研究報告がされてから、アメリカではあまり使われなくなったそう。
(この誘導体は肌の中でビタミンCが酸化しやすく、その酸化したビタミンCがパルミチン酸を酸化させて、肌の奥を酸化させる(?)という説明がありました。ご参考までに→ビタミンC誘導体

それが、なぜか今、日本で手作り化粧品の素材として普通に売られています・・・。
販売店さんは、この背景を知っているのだろうか・・・疑問。。。


テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP・テトライソパルミチン酸アスコルビル・ビタミンCテトラへキシデカノエートなど。…舌噛みそう)
現在、脂溶性ビタミンC誘導体の中で最も実績があり、刺激性の低い(ほぼ無毒)な新型脂溶性ビタミンC。
上のパルミチン酸型のビタミンCの改良版?といった感じです。
安定性が高まり、酸化速度も抑えられました。

自然界には存在しない物質ですが、肌の中でパルミチン酸とビタミンCになり、その場でしっくり馴染みます。
水溶性のような、さっとしみ込んでささっと効果を発揮するような即効性はありません。
キャリアオイルがしみ込むように、じわじわ浸透し、ゆっくりビタミンCが活性するので、じわじわ効果を発揮します。
そして、肌バリアになじみながら、しっかり浸透。
「異物」とみなされることなく、肌の中で効果を発揮することが出来るそうです。
ビタミンCの肌の中での安定性、肌への浸透のさせ方で、とても理想的といえるかもしれません。
ゆっくり肌に摂取させることができるから、ビタミンCの過剰も防ぎやすいのではないでしょうか。
常温でも液体の為、使用感の重さも少なく、オイルに混ぜてもベタツキは少なめです。

実は、ちょっと前から私も使っています
原液をオイルに一滴混ぜて、ハンドプレスでいつものように使っていますが、やっぱり良い気がします。
ただ、ビタミンC自体の性質からか、朝・晩使うとちょっと微妙~~~~~~に乾燥傾向になりました。
なので、2・3日に1回夜のスキンケアで使用しています。

ちなみに、グリセリン・水には溶けません。エタノールには溶けますが、それを水に溶かしたとたんに分離します(油分の中で使うのが一番、ということですね)。

比較的新しい成分だから、化粧品会社の戦略で皆絶賛してるのかしら…。と疑ってかなり調べましたが、どうやら本当に画期的なようです。


アスコルビン酸グルコシド脂肪酸
水溶性のビタミンC誘導体のアスコルビン酸グルコシドの脂溶性版。
安定性、安全性は抜群ですが、やっぱりグルコシターゼが分泌されないと意味がない・・・。
本当に「ビタミンCの持ち腐れ」(すごい言い様…)な成分・・・だと思う。
なんと、開発元のメーカーでさえ、今は別のビタミンC誘導体を使っているそうな。




やっぱり知識って大切

色々調べてみて、本当に思いました。
何となく「合成は嫌」「肌に入る時点で肌バリアの破壊だわ!」と、まぁとても勝手なイメージで決め付けていたところがありましたが、軽く調べただけでも「メリットとデメリット」「どういう仕組みでそうなって、どういうデータが出ているのか」がわかって、冷静に「欲しいものとそうじゃないもの」が選べたように思います。

今回、参考にしたサイトやノートはたくさんありましたが、ここのサイトの影響がかなり出ていると思います

やみ雲に化学成分を拒否していたつもりはなかったけれど、「じゃあ何でアナタはそれが嫌いなの?」と自問した時に、とても抽象的で幼稚な答えしか出せない自分がいました。
「合成成分が悪い!という言葉は、1つ1つの成分の違いや仕組みを理解した上で批判しているのか」
「ただ、「合成成分=肌バリアの破壊」という言葉の元に、全てをひとくくりにしてイメージで毛嫌いしていないか」
「植物だから安全。その根拠は?」
などなど、色々考えてしまいました。

また、多くの自然派スキンケアの人々が、イメージだけで合成ものを悪とすることに、疑問を投げかけている部分もありました。
確かに合成での健康被害や肌荒れ報告はたくさんありますが、それは植物の成分にもあることで。
大事なのは「それは肌にとって安全か、そうでないか」。
化粧品の販売もおこなっている方なので、全てを鵜呑みには出来なかったのですが(←この辺ひねくれ者)。
「結局は、それが自分の肌にとってどうなのかだ」
とおっしゃっているところにとても共感しました。

さまざまな成分の化学的な説明があって、とっても勉強になりました~
読んだあとも、やっぱり「合成より植物」「スキンケアはシンプル」を選ぶ傾向は変わらない私ですが(え)、ある意味信じきっていたケミカルコスメから脱ケミしたあと、ガチガチに凝り固まってしまった合成へのイメージや考えはだいぶ変わったように思います。

ビタミンC誘導体は、そんな私の「ガチガチの壁」をちょっと破ってくれたものになりました。
依存はしないけど、肌のシステムを邪魔しない程度に、お付き合いしていきたいと思います。




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ナノ粒子って?
2010年08月05日 (木) | 編集 |
ナノ粒子とはなんぞや。

一時期めっちゃ良く聞きましたね
「ナノテク」と言う言葉だけで売れると言っていた記事も読んだことがあります。
ナノ粒子って何ぞや?
簡単に言うと、角質層のレンガ構造をすり抜けちゃうくらい、美容成分をめっちゃ小っちゃい粒子にしたもの。
世の中には「ナノ」サイズのものがたくさんありますが、ココでいう「ナノ粒子」は皮膚を通過する可能性があるサイズのことです。

化粧品でよく使われるナノ技術
・高圧乳化技術…化粧品自体を高圧のミキサーにかけ、30~100ナノの大きさに加工→界面活性剤無しでクリームを作ることが可能。
・ナノカプセル…肌への浸透性が高いリン脂質などで作られたナノカプセルに成分を配合
・ナノ粒子化…成分をナノサイズまで小さくする
・組み合わせの難しい成分同士を、ナノサイズで混ぜ合わせる

などなど。色々な形があるようです。

一般的に角質細胞間の隙間は健康な肌で40nm~60nm。乾燥肌だと、細胞間の隙間が開いているのでもっと広いといわれています。
細胞間の隙間をすり抜けて、肌の奥深くまで(下手したら真皮まで突き抜けて)浸透する、自然界ではあまり考えられない現象をより効果的に起こすために使われるナノ粒子。
小さいから、隙間を抜けてするする~っと肌に入っていくといわれています。
ぱっと聞いた感じは「あら、画期的」。

[2010.8.17追記
ちなみに、表皮・真皮を通り抜けて、血管まで入る可能性があるサイズは、3~5ナノ以下だそうです。
(…あ、下に書いてましたね)]

ですが、このナノ粒子、実はどこまで浸透して、身体にどんな影響を与えるのか、まだはっきりとは解明されていないのです
なので、「基底層まで浸透!」とか、「真皮まで届く!」とか、そんな広告はちょっとウソ()。
たいていが、それを確認したわけではなく、「理論的にそうだろう」で広告しているのです。
・・ていうか、本当に真皮まで届く化粧品作ったら、薬事法でひっかかりまっせ



理屈では「肌の奥深くまで浸透する」ナノ粒子。
それでも、たいていの成分は顆粒層のバリアゾーンで防御されるそうですが、粒子の大きさ的にこの最後の砦を通過してしまうものもあるそうです。

合成された化学物質は、皮膚にとっては異物
顆粒層のなかには、メラニン色素があり、異物が入ればそこに集まりそれ以上の進入を阻止しようとします。
メラニン色素は「シミ」の元・・・・。肌の奥に「シミの卵」を作ってしまう可能性も出てきます。
また、顆粒層の下の有棘層にはランゲルハンス細胞と言う強力な免疫システムがあり、顆粒層を通過した異物を攻撃します(炎症)
肌は何層にも渡って防御システムを設けるほど、外からの異物を嫌います。
美容に良い成分でも、表皮から入ってくる成分は肌にとって皆「異物」。
「奥まで成分を届ける」と言うことは、その防御システムのスイッチを押してしまうリスクも持っているのです。

ちなみに、高圧乳化法以外の方法で、ナノ化したオイルのクリームを作る場合、洗剤と同じぐらいの界面活性剤が必要になるそうですよ。
脂質はもっていかれるわ細胞のたんぱく質は変質するわ、あげくに免疫システムまで発動しちゃったら肌はどうなってしまうのか・・・・
その辺、開発者達は考えてくれているんでしょうか・・・・。


机上では「安全」だったナノ粒子ですが、近年健康被害の報告も出始めています。
ナノ粒子は細かいものになると、皮膚を通過して血管に入り、体内を巡ってしまう危険性が浮上。
ナノテクで作られた化学物質が、血管に入り、脳の神経に届いて影響を与えるという実験も2006年に発表されました
通常、皮膚の中には入らず、吸い込んでも血管に入らない安全な成分である酸化チタン(ミネラルファンデにも良く使われている紫外線を拡散してくれる鉱物)が3~5ナノ以下にナノ化されることで神経毒性が出るという報告が出ているそうです
粒子が小さくなることで、安全性が崩れてしまった例ですね
ちなみに通常の酸化チタンは皮膚や血管を通るサイズではないので安心ですよ~

皮膚から入った化学物質は、口から入るよりも身体を巡りやすく、排出率も一週間で10%ぐらい。
なので今、化学物質の体内蓄積などがよく言われていますよね。




そういえば最近、「ナノテク」の言葉を前ほど聞かなくなりました
科学者の間で「ナノテク」の危険性が言われ始めてから、大手のメーカーは急に「ナノ」を大々的に出さなくなりましたね
メーカーの中にはナノテクを使っていても、表に出さないところもあるようです。
ナノが良いのか悪いのかは、解りません(←え

でも、「何をナノ化しているのか」はチェックが必要だし、メーカー側も記載してほしいなぁと思います。



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ミネラルオイルって実際どうなの?
2010年07月30日 (金) | 編集 |
ネットでこんな記事を見かけました。

ミネラルオイル(鉱物油)は酸化しない。非常に安定した油分で、安全性が高い。
ミネラルオイルが酸化して肌に影響を及ぼすと言うのは今はなく、それは、戦後に出回っていた精製度が低く、不純物の混ざったミネラルオイルが起こしていたもの。
酸化していたのは不純物であってミネラルオイルではない。
現代の科学技術で作られるミネラルオイルは非常に精製度が高く、医療でも肌の保護のために使われている。とのことでした。


・・・・あら、大変
ミネラルオイルと言えば、つい最近シミの原因になるもののひとつとして記事に挙げたばかりのもの。
めっちゃ気になって、早速調べに回ってしまいました。


調べるほど、いろんなことがわかって、面白かったです(今日はいつもに増して長いですお覚悟を~)。

結論から言うと、ミネラルオイル自体は酸化しません。
ミネラルオイルは非常に安定しており、酸化することがなく、肌にも一切浸透しない、肌に膜を張り、外部刺激から皮膚を守る。とのことでした。
たしかに、皮膚科で使われているワセリンも、石油を精製して作られている製品です。
石油成分が身体に入って蓄積、肌にとって刺激が強い・・・という危険性はとても少ない、安全な物質とのこと。
肌への安全をモットーにしている化粧品メーカーの中には、ミネラルオイルを積極的に使用しているところもあるようです。

あれ?、じゃぁ化粧品の化学反応による炎症性色素沈着って何が原因なのかしら。。。。
とさらに調べてみたところ。

ただ、それはミネラルオイル単品だったら、のお話でした。
ミネラルオイルの中に合成香料や合成着色料、防腐剤などの化学物質が混ざると、それとともに紫外線によって肌に有害な刺激物へと化学変化する。のだそうです。
いわゆる、不純物が混入された状態になるということ。
化粧品の中に、化学製品はミネラルオイルだけ、と言うのはケミカルなメーカーではまずありえないことです。
数々の石油から作られた合成成分が入っているのが現実。
なので、ミネラルオイルが紫外線によって酸化するのではなく、ミネラルオイルに混入された化学物質が変質するが正解ということでした。
なので、過去の記事も少し書き換えます。浅い知識ですみませんでした


ミネラルオイルを使用しているメーカーは、「石油悪は時代遅れ!」とミネラルオイルの優れた安定性・安全性を訴えていますし、自然派志向のメーカーは、「やっぱり石油は悪!」といかに化学製品の毒性が身体に悪いかを訴えています。


どちらの言い分も、実験データーをもとにしたそれぞれの信念と理念があるので、「絶対にすべての人にコレはNG」という考えは危険だと思いました。
なので、大事にしたいのは、「色々調べた上で、私はどうしたいのか」。
それを決める為に、ミネラルオイルについてもう少し調べてみました。


ミネラルオイルの主な特徴
・肌に吸収されにくく、皮膚に保護膜を作る
・アレルギー反応を起こさない(刺激がない)
・オイルの劣化がない(酸化せず腐らない)

特に肌の保護性にすぐれ、皮膚科では傷口の保護などに使われているそうです。
ベビーオイルなどの「低刺激性」のコスメによく使われているのも、上記の特性が評価されてのものだと思います。
植物の成分にアレルギーのある方にとっては、この「無刺激」という言葉はとてもありがたいものなのだと思います。

では、「皮膚に保護膜を作る」という言葉。
「自分の皮脂膜の力を第一に、スキンケアはその補助をする」という今の私の想いに対してはどうなのでしょう。

ミネラルオイルは、皮脂膜とまったく異なる化学構成をしています。なので、皮膚への浸透は一切ない
浸透性がなく、酸化しないと言うことは、ずっとその場にいるというわけです。
そして、油分の強さはミネラルオイルが一番。
強さ順でいくと、ミネラルオイル>動物油>植物油となります。

通常皮膚は、肌の上の皮脂が少なくなってくると皮脂を分泌します。
「肌バリア」の皮脂膜は、実はとても酸化しやすいもの。酸化した皮脂は刺激物の1つなので、そのままでは肌を保護できません。
そこで身体は皮脂分泌をして常に新しい皮脂を供給し、肌バリアを正常に保っているのです。
しかし、ミネラルオイルが肌の上にある場合、ずっと安定して強い油分があることになります。
肌は自分の表面の油分を感知して皮脂を分泌するので、このように安定した油分が乗っていると「まだ分泌しなくて大丈夫」と皮脂分泌を起こしません。
その状態が日常的に続くとどうなるでしょう。
運動しないと体がなまるのと同様、皮脂の分泌機能が低下し、いざと言う時に皮脂を分泌できない肌になってしまいます
そうなるとどういうことが起こるのか・・・。
洗顔後、すぐさま皮膚が乾燥する。すぐにオイルをつけないとバリバリになる。植物油では乾燥する。
「化粧品(それも油分の強いもの)無しではいられない」
という超乾燥肌の出来上がりです。
現在、敏感で乾燥のひどい肌の子どもが増えていることの1つに、赤ちゃんの頃からの、この「皮脂の分泌力を奪うスキンケア」が関わっているのではないかと考えるお医者様もいるそうです。
では、植物油はどうなのか。。。
やっぱり、そこに留まって皮脂分泌を怠けさせてしまうの?と一瞬思いました。
しかし、これらのオイルは皮脂膜と成分構成が似ているため、皮脂膜となじんでしまいます
皮脂膜の上にさらに幕を張るイメージのミネラルオイルと異なり、皮脂膜として同化してしまう感じです。
そして、油分が低い為、皮脂腺が皮脂分泌を怠けることもなく、定期的な皮脂分泌を妨げません。

例えでまとめてみると、肌を頑丈にくるんで過保護に守るのがミネラルオイル。身体のサイクルに沿って「お手伝い」をしてくれるのが植物油でした。
ただ、植物油の最大の弱点は「酸化」。
なんだかんだ言いつつ、酸化した油脂は肌にとっての刺激になってしまうので、そういった「酸化した油脂」の刺激にも弱い肌にとっては、ミネラルオイルなどの石油系合成油分は安全な素材だと思います。


そして、ミネラルオイルで作られる「保護膜」についてもう1つ。
この保護膜、結構頑丈です。
肌バリアがなくなっている傷口や炎症部分の保護に医療で使われるのは、「安定して、ぴっちり膜を貼るから」。
外的刺激にとても弱い肌や、治療のために肌の保護をするのには最適です。

これを通常の肌に広げるとどうなるか。
皮膚呼吸を妨げ、肌機能の働きを妨げます
(*ここでいう「皮膚呼吸」とは、酸素を吸って二酸化炭素を吐くという本来の「呼吸」ではなく、
 「肌からの水分蒸発」「皮脂の分泌」という「排出」の機能を「呼吸」と比喩した表現です。)
肌からの水分の蒸発を妨げる=皮脂膜の形成を妨げます。
肌本来のシステムを狂わせてしまうこともあるわけです。

ただ、皮脂分泌の機能が弱いアトピー肌の方や、植物性のものにアレルギーのある乾燥肌の方、刺激に弱い敏感肌の方には「酸化せず」「被膜性があり」「肌に刺激もない」この特性は十分メリットになると思います。


調べてみての結論は、別に乾燥していない肌や正常な肌には必要ないんじゃないかな。でした。(既に記事の途中からそんな雰囲気になってましたね、すみません
色んなスキンケアへの考え方があって、色んな研究があって、色んな商品がありますが、私は「肌の持つ本来のシステムを使いつつスキンケアしたい」ので、ミネラルオイルは私には必要ない成分の1つだな、と思います。


・・・しかし、ミネラルオイル擁護派の意見を読んでは「ふむふむ、そうなのね、いいのね」と思い。
ノンケミカル派の意見を読んでは「あぁ~それじゃやっぱりダメやん」と思い。
なんだか、情報に右往左往して疲れました
それぞれがそれぞれで、特に化粧品メーカーは自分の所の化粧品を売るために自分と相対するものを批判しまくっているから、どうしても影響されてしまいます。
勤務してたエステ会社でも、ミネラルオイルのことは「悪いもの」だったけど、合界や合ポりに関しては「なくてはならないもの」と研修で言ってました。
「美」に関する専門家といわれるBAやエステティシャンも、所属する会社がある以上、成分に関しては会社に都合の良い情報しか与えられません。
他の角度からの情報は自分で調べるしかなく、でも、調べてしまうと商品を販売することが出来なくなってしまう場合もあります。なので、会社は、徹底的に商品の理念をスタッフに刷り込んでいくわけです。


・・・私もその一人。それが今回のことでよーくわかりました



ただ「キレイになりたい」だけなのに、情報に惑わされて本当にキレイになれるものが解らない。
なんだか、面倒くさい世の中だなぁと思ってしまいました。

だからこそ迷った時の道しるべに、「自分は肌にどういうことをしてあげたいのか」を決めておかないといけないのかもしれませんね




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