スキンケア・手作りコスメの覚え書き。コスメと石けんがだいすき。
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ミネラルオイルって実際どうなの?
2010年07月30日 (金) | 編集 |
ネットでこんな記事を見かけました。

ミネラルオイル(鉱物油)は酸化しない。非常に安定した油分で、安全性が高い。
ミネラルオイルが酸化して肌に影響を及ぼすと言うのは今はなく、それは、戦後に出回っていた精製度が低く、不純物の混ざったミネラルオイルが起こしていたもの。
酸化していたのは不純物であってミネラルオイルではない。
現代の科学技術で作られるミネラルオイルは非常に精製度が高く、医療でも肌の保護のために使われている。とのことでした。


・・・・あら、大変
ミネラルオイルと言えば、つい最近シミの原因になるもののひとつとして記事に挙げたばかりのもの。
めっちゃ気になって、早速調べに回ってしまいました。


調べるほど、いろんなことがわかって、面白かったです(今日はいつもに増して長いですお覚悟を~)。

結論から言うと、ミネラルオイル自体は酸化しません。
ミネラルオイルは非常に安定しており、酸化することがなく、肌にも一切浸透しない、肌に膜を張り、外部刺激から皮膚を守る。とのことでした。
たしかに、皮膚科で使われているワセリンも、石油を精製して作られている製品です。
石油成分が身体に入って蓄積、肌にとって刺激が強い・・・という危険性はとても少ない、安全な物質とのこと。
肌への安全をモットーにしている化粧品メーカーの中には、ミネラルオイルを積極的に使用しているところもあるようです。

あれ?、じゃぁ化粧品の化学反応による炎症性色素沈着って何が原因なのかしら。。。。
とさらに調べてみたところ。

ただ、それはミネラルオイル単品だったら、のお話でした。
ミネラルオイルの中に合成香料や合成着色料、防腐剤などの化学物質が混ざると、それとともに紫外線によって肌に有害な刺激物へと化学変化する。のだそうです。
いわゆる、不純物が混入された状態になるということ。
化粧品の中に、化学製品はミネラルオイルだけ、と言うのはケミカルなメーカーではまずありえないことです。
数々の石油から作られた合成成分が入っているのが現実。
なので、ミネラルオイルが紫外線によって酸化するのではなく、ミネラルオイルに混入された化学物質が変質するが正解ということでした。
なので、過去の記事も少し書き換えます。浅い知識ですみませんでした


ミネラルオイルを使用しているメーカーは、「石油悪は時代遅れ!」とミネラルオイルの優れた安定性・安全性を訴えていますし、自然派志向のメーカーは、「やっぱり石油は悪!」といかに化学製品の毒性が身体に悪いかを訴えています。


どちらの言い分も、実験データーをもとにしたそれぞれの信念と理念があるので、「絶対にすべての人にコレはNG」という考えは危険だと思いました。
なので、大事にしたいのは、「色々調べた上で、私はどうしたいのか」。
それを決める為に、ミネラルオイルについてもう少し調べてみました。


ミネラルオイルの主な特徴
・肌に吸収されにくく、皮膚に保護膜を作る
・アレルギー反応を起こさない(刺激がない)
・オイルの劣化がない(酸化せず腐らない)

特に肌の保護性にすぐれ、皮膚科では傷口の保護などに使われているそうです。
ベビーオイルなどの「低刺激性」のコスメによく使われているのも、上記の特性が評価されてのものだと思います。
植物の成分にアレルギーのある方にとっては、この「無刺激」という言葉はとてもありがたいものなのだと思います。

では、「皮膚に保護膜を作る」という言葉。
「自分の皮脂膜の力を第一に、スキンケアはその補助をする」という今の私の想いに対してはどうなのでしょう。

ミネラルオイルは、皮脂膜とまったく異なる化学構成をしています。なので、皮膚への浸透は一切ない
浸透性がなく、酸化しないと言うことは、ずっとその場にいるというわけです。
そして、油分の強さはミネラルオイルが一番。
強さ順でいくと、ミネラルオイル>動物油>植物油となります。

通常皮膚は、肌の上の皮脂が少なくなってくると皮脂を分泌します。
「肌バリア」の皮脂膜は、実はとても酸化しやすいもの。酸化した皮脂は刺激物の1つなので、そのままでは肌を保護できません。
そこで身体は皮脂分泌をして常に新しい皮脂を供給し、肌バリアを正常に保っているのです。
しかし、ミネラルオイルが肌の上にある場合、ずっと安定して強い油分があることになります。
肌は自分の表面の油分を感知して皮脂を分泌するので、このように安定した油分が乗っていると「まだ分泌しなくて大丈夫」と皮脂分泌を起こしません。
その状態が日常的に続くとどうなるでしょう。
運動しないと体がなまるのと同様、皮脂の分泌機能が低下し、いざと言う時に皮脂を分泌できない肌になってしまいます
そうなるとどういうことが起こるのか・・・。
洗顔後、すぐさま皮膚が乾燥する。すぐにオイルをつけないとバリバリになる。植物油では乾燥する。
「化粧品(それも油分の強いもの)無しではいられない」
という超乾燥肌の出来上がりです。
現在、敏感で乾燥のひどい肌の子どもが増えていることの1つに、赤ちゃんの頃からの、この「皮脂の分泌力を奪うスキンケア」が関わっているのではないかと考えるお医者様もいるそうです。
では、植物油はどうなのか。。。
やっぱり、そこに留まって皮脂分泌を怠けさせてしまうの?と一瞬思いました。
しかし、これらのオイルは皮脂膜と成分構成が似ているため、皮脂膜となじんでしまいます
皮脂膜の上にさらに幕を張るイメージのミネラルオイルと異なり、皮脂膜として同化してしまう感じです。
そして、油分が低い為、皮脂腺が皮脂分泌を怠けることもなく、定期的な皮脂分泌を妨げません。

例えでまとめてみると、肌を頑丈にくるんで過保護に守るのがミネラルオイル。身体のサイクルに沿って「お手伝い」をしてくれるのが植物油でした。
ただ、植物油の最大の弱点は「酸化」。
なんだかんだ言いつつ、酸化した油脂は肌にとっての刺激になってしまうので、そういった「酸化した油脂」の刺激にも弱い肌にとっては、ミネラルオイルなどの石油系合成油分は安全な素材だと思います。


そして、ミネラルオイルで作られる「保護膜」についてもう1つ。
この保護膜、結構頑丈です。
肌バリアがなくなっている傷口や炎症部分の保護に医療で使われるのは、「安定して、ぴっちり膜を貼るから」。
外的刺激にとても弱い肌や、治療のために肌の保護をするのには最適です。

これを通常の肌に広げるとどうなるか。
皮膚呼吸を妨げ、肌機能の働きを妨げます
(*ここでいう「皮膚呼吸」とは、酸素を吸って二酸化炭素を吐くという本来の「呼吸」ではなく、
 「肌からの水分蒸発」「皮脂の分泌」という「排出」の機能を「呼吸」と比喩した表現です。)
肌からの水分の蒸発を妨げる=皮脂膜の形成を妨げます。
肌本来のシステムを狂わせてしまうこともあるわけです。

ただ、皮脂分泌の機能が弱いアトピー肌の方や、植物性のものにアレルギーのある乾燥肌の方、刺激に弱い敏感肌の方には「酸化せず」「被膜性があり」「肌に刺激もない」この特性は十分メリットになると思います。


調べてみての結論は、別に乾燥していない肌や正常な肌には必要ないんじゃないかな。でした。(既に記事の途中からそんな雰囲気になってましたね、すみません
色んなスキンケアへの考え方があって、色んな研究があって、色んな商品がありますが、私は「肌の持つ本来のシステムを使いつつスキンケアしたい」ので、ミネラルオイルは私には必要ない成分の1つだな、と思います。


・・・しかし、ミネラルオイル擁護派の意見を読んでは「ふむふむ、そうなのね、いいのね」と思い。
ノンケミカル派の意見を読んでは「あぁ~それじゃやっぱりダメやん」と思い。
なんだか、情報に右往左往して疲れました
それぞれがそれぞれで、特に化粧品メーカーは自分の所の化粧品を売るために自分と相対するものを批判しまくっているから、どうしても影響されてしまいます。
勤務してたエステ会社でも、ミネラルオイルのことは「悪いもの」だったけど、合界や合ポりに関しては「なくてはならないもの」と研修で言ってました。
「美」に関する専門家といわれるBAやエステティシャンも、所属する会社がある以上、成分に関しては会社に都合の良い情報しか与えられません。
他の角度からの情報は自分で調べるしかなく、でも、調べてしまうと商品を販売することが出来なくなってしまう場合もあります。なので、会社は、徹底的に商品の理念をスタッフに刷り込んでいくわけです。


・・・私もその一人。それが今回のことでよーくわかりました



ただ「キレイになりたい」だけなのに、情報に惑わされて本当にキレイになれるものが解らない。
なんだか、面倒くさい世の中だなぁと思ってしまいました。

だからこそ迷った時の道しるべに、「自分は肌にどういうことをしてあげたいのか」を決めておかないといけないのかもしれませんね




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コメント
この記事へのコメント
勉強になりました。
最近、わたしもベビーオイル、つまり、ミネラルオイルについて調べてみたんですね。

調べれば調べるほど、???となり、ちょっとびっくりしたものです。
自分に知識がなかったため、ベビーオイルが石油で作られているとは知らなかった・・・と愕然としました。

わたしにも分かりやすい文章で書いてくださっており、参考になりました!
ありがとうございます♪

結論としてわたしもミネラルオイルは使わないかな・・・
2010/08/02(月) 05:55:31 | URL | snowwhite #bSUw9.7Y[ 編集]
snowwhite 様
はじめまして。コメントありがとうございますi-179

わたしもミネラルオイルが石油から作られていると知ったときはびっくりしたし、ショックでしたi-238

医療でも使われていて、化学的にも安全っていうけど・・・・、結局「石油」っていう自然な形のものを化学の力で「不自然に」捻じ曲げて作ったものだから、素肌にはなじみませんよねi-182

肌につけるものの原料を見るようになってから、驚きの連続です~。
ホントsnowwhite 様のおっしゃるとおり、調べれば調べるほど????って感じになりますi-229

あんなに長い文章だったのに、「参考になった」と言っていただけてめっちゃ嬉しいですi-260。書いてよかったi-241i-189

よかったら、また覗きに来てくださいねi-179

2010/08/02(月) 16:37:35 | URL | よち #-[ 編集]
はじめまして!勉強になりました♪
はじめまして!

よちさんの記事を拝見して、オイルの危険性について、とても腑に落ちました!

ありがとうございます。

今日一日中、もやもやしていたことが一発で解決しました。

素敵なブログですね!よちさんの考え方にも共感します。

植物油の側面からのことまで深くお調べになっていて、おかげさまで本当に全部疑問が解決した気持ちです。

スッキリしましたし、再度自分でも調べてみます!

本当にありがとうございました!
2011/05/08(日) 23:13:59 | URL | ジョニー #-[ 編集]
>ジョニーさん

はじめまして^^。
広いネットの世界のなかで、ココへいらしてくださってありがとうございます。

ミネラルオイル。
聞こえはいいけれど、謎の多いオイルですよね。。。

ミネラルオイルについては、解らないことやちょっと冷静に見れていない(何となく毛嫌い?(笑))ところもある中で書いた記事ですが、
少しでもお役に立てたのであれば、なによりです~^^。

2011/05/09(月) 17:36:23 | URL | よち。 #-[ 編集]
参考になりました!
最近、化粧品ジプシーをしており、ミネラルオイルや油焼けが気になり、検索をしていて、このサイトにたどり着きました。
またブログの更新楽しみにしています。
2013/02/25(月) 20:46:54 | URL | tryagain #lJrQsQiI[ 編集]
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