スキンケア・手作りコスメの覚え書き。コスメと石けんがだいすき。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


拍手ポチや拍手コメント、いつもありがとうございます♪。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手づくり石けんへ にほんブログ村 美容ブログ 手作りコスメへ blogram投票ボタン

不飽和脂肪酸のサジ加減。
2010年08月11日 (水) | 編集 |
自然の恵みがいっぱいの植物油。
皮脂と良く似た成分が含まれることからも、なんだか「安心」して「たっぷり」使ってしまいたくなります。
でも、実はそれが知らず知らずのうちに肌にとって負担になっていることがあるのです・・・。
今日は、「脂肪酸」について、調べたことを書いてみたいと思います~

「肌に良い」「不足しがち」だからと言って、何でも摂りゃあいいってもんじゃない
身体と同じ成分だからといって、いくらとってもいいかというとそうでもありません。
例えば、脂肪酸からは離れてしまいますが、身近なもので言うと「お塩」。
身体の70%は「水分」という人間の、体液のバランスをとっている重要な成分です。身体から塩分がなくなると、人は生きていけません。
でも、摂りすぎると「高血圧」や「胃がん」の原因になるなど、逆に身体の機能を壊してしまいます。
(・・・ちなみに、お塩にも「致死量」があって、30~300g(…意外と少ない)で人体に深刻な症状が発生するそうです。気をつけないと~
→参考サイト・身近な食品の致死量


 ではでは、まず脂肪酸とは?。
皮脂を構成している「油分」です。
脂肪酸には飽和脂肪酸不飽和脂肪酸の二種類があり、植物油は不飽和脂肪酸を多く含むことで有名ですね

飽和脂肪酸…分子結合がとても安定した(両手がいっぱい状態)の脂肪酸。化学的には不活性で、他の分子(酸素など)と結合せず(両手がふさがってて出来ない)、どっしりと落ち着いています。予備のエネルギー源として、(別にいらんのに)「皮下脂肪」として大切に保管されていく脂肪酸。
今話題の「脂肪になりやすい脂肪酸」はコレのこと。
このグループの脂肪酸・・・パルミチン酸・ステアリン酸

不飽和脂肪酸…分子結合は不安定(まだ手があいている状態)な脂肪酸。なので、とってもアクティブに他の物質と結合して形を変え、身体の代謝活性に働きます。
不飽和脂肪酸には二重結合(簡単に言うと、空いている手)があり、二重結合の数が多いほど、アクティブに他の物質と結合(反応)しやすくなり。同時に酸化もしやすい性質になります。
二重結合(空いている手)が1つの場合は1価脂肪酸、2つになると2価脂肪酸と呼び、2価以上はまとめて多価脂肪酸といいます。
この多価不飽和脂肪酸は身体の代謝に不可欠なのに、人体ではほとんど合成されないので必須脂肪酸と呼ばれています
このグループの脂肪酸
一価 パルミトレイン酸・オレイン酸
二価 リノール酸
三価 リノレン酸
多価ほど酸化しやすい。

必須脂肪酸は食事から摂取すると、血圧やコレステロールを下げ、胆汁の流れを高めるので、免疫系やホルモン系をサポートします。
また、肌に塗る(外用する)ことでは、皮膚脂肪の代謝を正常にしたり、皮膚の代謝にもぐりこんで炎症や皮膚病の回復をサポートしたりしてくれます。
なので、炎症を起こした肌や、トラブルの多い肌には不飽和脂肪酸を含んだ植物油がとても効果的
特に、肌バリアの構成が崩れてしまいがちな乾燥肌では、肌に足りない脂質の変わりとなり、肌バリアを補強して肌の修復を行う手助けをしてくれます。

こんなに良いのに、どうして摂りすぎちゃダメなの?
もともと、私たちの肌には本来の代謝のサイクルがあります。
それが崩れているうちは、不飽和脂肪酸はとてもプラスに働いてくれます。
でも、風邪が治ったら「風邪薬」を中止するのと同じように、肌の状態が変化したら、それに合わせて必要だったものも不要になるわけです。
肌の脂肪酸バランスが整ってきたところに、更に上から脂肪酸を与えるのは、風邪を引いていないのに風邪薬を飲むのと同じ。
過剰になってしまった脂肪酸によって、今度は肌の代謝サイクルが乱れ、角質の角化不全や皮脂分泌の過剰を起こしてしまいます。
肌から脂肪酸を補給する時は、必要な時に、スポット的な感じで使ってあげるほうが良いと思います。



過剰な不飽和脂肪酸は毛穴を広げる!?

…はい、このために最近の私は不飽和脂肪酸について色々調べまくっていました
そこで知ったのは、細胞が角化するためのメカニズムの1つ。
酸化した皮脂の刺激で、顆粒細胞が角化する。そうです。
(皮脂だけでなく、いろんな酸化物質でも起こるそうですが。やっぱり主なのは「皮脂」「油脂」だそう)

不飽和脂肪酸が肌に足りない場合、すばやく皮膚に入り込んで補強を行ってくれますが、肌にそれが足りている場合、分子の手が空いている不飽和脂肪酸はすぐに何かとくっつこうとします。
それが、活性酸素とくっつくことで「酸化」し、過酸化脂質となって肌にダメージを与えてしまうのです。
もちろん、それはオレイン酸に限らず、自分で分泌している「皮脂」に含まれる不飽和脂肪酸でも起きている状態です。

酸化した脂肪酸は、細胞をドンドン角化(死んだ細胞(=角質細胞)化)してしまい、じっくり成熟する期間も持たなかった「未成熟な角質細胞」を生み出します。
普通は、成熟した角質細胞は「核」を持っていません。
「核」を手放す過程で、しなやかで強い弾力性を得る仕組みになっています(この記事)。

しかし、「角化」を急かされて「核」をしっかり手放す事が出来なかった、いわゆる「「核」を持った未成熟な角質細胞」は薄っぺら。
成熟した角質細胞の中に、未成熟な角質細胞が並ぶと、その部分は薄いため「へこみ」ます。
すり鉢状凹になった「毛穴」は、毛穴自体が開いているのではなく、毛穴から分泌された皮脂に含まれる不飽和脂肪酸が酸化して、毛穴の周りの細胞が「角化不全」を起こし、その部分がへこんでしまっているというわけなんだそうです。


特に、オリーブオイルやマカダミアナッツオイルに含まれているオレイン酸やパルミトレイン酸には、こんな研究結果も
不飽和脂肪酸(オレイン酸及びパルミトレン酸)の表皮異常角化

また、オレイン酸には肌の常在菌の繁殖を助ける働きがありますが、それは過剰になるとアクネ菌(ニキビ菌)などの菌も繁殖させる可能性が高まるとのこと。

要するに、オレイン酸やパルミトレイン酸が、不全角化や毛穴やニキビ、キメの乱れに一役買っているというわけです

…ということはオレイン酸やパルミトレイン酸が入ってるオイルは全部ダメなの!?。と思ってしまいそうな論文ですが、大丈夫。この研究は、肌に脂肪酸そのものを塗布して行われた結果なので、一般の植物油では過剰摂取しない限りこんなことにはなりません。精製したものなら、更に安心です。
もともと、「乾燥肌」にオレイン酸は少なく、「老化した肌」にパルトミレン酸は少ないと言われています。
なので、この二つは「乾燥した肌」の脂肪酸バランスをとるためにはとても効果的。ただ、過剰になるとダメよ、ってことです
でも、こういうことは、キチンとオイルの説明のところに書いておいて欲しいですよね


今回はあまりに長いので2部構成です~→続き


拍手ポチや拍手コメント、いつもありがとうございます♪。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手づくり石けんへ にほんブログ村 美容ブログ 手作りコスメへ blogram投票ボタン

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。