スキンケア・手作りコスメの覚え書き。コスメと石けんがだいすき。
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脂肪酸を知ると、石けん選びがよくわかる☆。
2010年08月19日 (木) | 編集 |

石鹸にはまってから、顔と身体はずーっと石鹸で洗っています。
泡立てももう慣れたもんです

みなさんは泡立てネット、どんなの使っていますか?。
泡立て洗顔がメジャーになってきてから、下は100均から、超高級シルクのネットまで、洗顔ネットもピンきりになってきましたよね

私はずっと、100均の固めの泡立てネットを愛用してます
ガミラシークレットについていた、柔らかい質感の洗顔ネットは、高級そうだけど全然泡立たなくって
ガシガシ垢すりできそうなぐらい固いネットと相性が良い気がします。
・・・そして、実はもうひとつ、排水溝用のネットで作る泡がかなりお気に入りでございます
洗顔ネットが破れて替えが無い時、台所に未使用の排水溝ネットがあったら、一度使ってみてください
排水用にしとくにはもったいないぐらい、クリーミーな泡が立ちますよ~


さてさて、でも、「泡立ち」や「洗浄力」は石鹸によって様々・・・。
成分表を見ても、同じ「石鹸素地」なのに、使用感が全然違う。
こっちはすっごく泡立つのに、こっちは全然泡立たない、とか。
コレは乾燥肌向きで、コレは脂性肌向き????・・・など、不思議がいっぱいです。
同じ「石鹸素地」なのに、どうしてこんな違いが出るんでしょう。

実は、「石鹸素地」とは油脂を苛性ソーダで石鹸化したものの総称
石鹸の使用感や効果などは、どんな脂肪酸構成の油脂を石鹸化したのかによって大きく変わってくるのです。
オイルに含まれる脂肪酸によって、どんな石鹸になるかが決まる、と言うことですね。
これを知ってから、石鹸を選ぶのがますます楽しくなって、すっかり石鹸のトリコです
なので、今日は脂肪酸についてメモしたストックをまとめてみたいと思います。
自分のメモ帳の整理的な記事になりますが、石鹸選びの参考になれば幸いです~。
全て石鹸化したときの脂肪酸の効果です(例えば、オレイン酸だったらオレイン酸Naやオレイン酸Kになった時の特徴)


脂肪酸と石鹸
脂肪酸とは何ぞや、はこちらの記事をご参照ください→不飽和脂肪酸のサジ加減。

まずは酸化安定性のある飽和脂肪酸から

メインの成分にはならないが、石鹸の機能を高める為にスパイス的に配合される飽和脂肪酸。
カプリル酸・カプリン酸(ヤシ油(ココナッツ油)・パーム核油)
水に溶けにくく、洗浄力も無い。
肌に対して刺激になるので、肌が弱い場合はこの脂肪酸が多く含まれるオイルがメインになっている石鹸は避けた方が無難。精製していれば、この脂肪酸が除かれているため、安心。

ラウリン酸(ヤシ油(ココナッツ油)・パーム核油)
冷水にも良く溶け、泡立ちも良い。大きめで荒い泡が立つのが特徴。固めの石鹸になる。
大量に配合すると肌に刺激となるが、ニキビの原因となるアクネ菌を抑える働きもある。
洗浄力はやや弱いが、細胞間脂質を残して皮脂腺からの皮脂を落とす選択洗浄性に優れている。…が、肌への吸着度が非常に高い為、肌の上に残って刺激になりやすい。
(2010.8.25訂正 ラウリン酸は細胞間脂質も落とす、と書いていましたが、選択洗浄性を有することを知った為、記述を変更しました。すみません
洗い上がりは「さっぱり」。

ミリスチン酸(ヤシ油(ココナッツ油)・パーム核油・ラード・バター)
泡立ちが良く、きめの細かい泡が持続するのが特徴。温水では洗浄力があがります。
比較的低刺激ですが、大量に配合すると肌に刺激になるので注意。
溶け崩れにくい、固い石鹸になります。

*ここまでは、比較的肌に刺激があるうえに洗浄力も無い、スキンケア的にはオススメできない脂肪酸ですが、石鹸に「泡立ち」や「溶け崩れにくさ」「ぬるま湯での洗浄力」を出すためには必要な脂肪酸です。
なので、昔から2~3割程度、パーム核油やヤシ油を配合するのが石鹸にとっても肌にとってもベストだと言われています。


脂性肌・普通肌のメインにしてもGoodな飽和脂肪酸。
パルミチン酸(パーム油・レッドパーム油・ココアバター・みつろう)
皮脂の中に多く含まれる脂肪酸。多く取ると皮膚に刺激となるため肌に優しくない脂肪酸と言われているが、洗顔後の肌への吸着が少ない為、肌の上にはあまり残らない。
キメの細かい、持久力のあるクリーミーな泡が立つ。
冷水では溶けにくく、洗浄力も弱いが、威力が発揮されるのは温水使用時
選択洗浄性に優れ、なんと細胞間脂質を落とさずに、皮脂をよく落としてくれる。
水分保持機能は残して、余分な皮脂だけを落とすので、皮脂分泌の出来ている脂性肌や普通肌に向いている。
溶け崩れにくい、固い石鹸に仕上がる。

ステアリン酸(牛脂・ココアバター・シアバター)
洗顔後の肌への吸着は極めて少なく、肌への刺激は弱い。
冷水では溶けにくく、洗浄力も弱いが、こちらも温水使用時威力を発揮する
泡立ちは悪いが、選択洗浄性に優れ、パルミチン酸と同じく細胞間脂質を残して皮脂を取り除く作用がある。なので、水分は残して皮脂だけ落とす。上と同じく皮脂分泌の出来ている普通肌や脂性肌に向いている
溶けにくい、とっても固い石鹸になる。


次に、酸化はしやすいけれど肌に良く効く不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸の中では比較的酸化しにくい為、メインによく使われる脂肪酸

オレイン酸(オリーブ油・アーモンド油・椿油・アボカド油・・・などなど)
冷水でも良く溶けるがなかなか泡立たず、溶け崩れしやすい。
刺激が弱く、選択洗浄性があり、こちらは皮脂をあまり落とさない代わりに細胞間脂質の成分を良く落とす。なので、皮脂分泌の苦手な乾燥肌向き。
「細胞間脂質を落とす」の言葉に「えぇっ!?」となりがちですが、乾燥肌の洗顔の基本二度洗いしない・時間をかけず素早く洗うを実行していれば細胞間脂質はそんなに落ちないので大丈夫です。
乾燥肌にとっては、皮脂を落としすぎることの方が大変
洗顔後、肌の上に残る量が多いので(洗顔時間が短いほど良く残る)、しっとりと潤いを与えてくれます。
ただ、皮脂分泌が出来ている普通肌や脂性肌の人が使うと、オレイン酸の過剰で水分蒸発量が上昇したり、角化不全をおこして毛穴やニキビの原因になってしまうので注意です
不飽和脂肪酸のサジ加減。

パルミトレイン酸(マカダミアナッツ油・へーゼルナッツ油・馬油)
おなじみ、人間の皮脂の22%をしめる脂肪酸。加齢とともに肌からは減少してしまいますが、老化防止効果や細胞修復作用があるといわれています。
泡立ち・洗浄力・泡の持続力とすばらしい石鹸になる脂肪酸ですが、皮脂に多く含まれる成分の為、皮脂分泌の出来ている肌質は多く取りすぎるとオレイン酸と同じく毛穴やニキビなどの肌荒れの原因になってしまうので注意が必要です。
普通肌・脂性肌の方は、マカダミアナッツ油などがメインで使われている石鹸は避けた方が吉。
保湿力があるので、乾燥肌にはオススメです。

酸化しやすいけれど、肌にはとっても効く多価不飽和脂肪酸。

リノール酸(グレープシード油・月見草油・ひまわり油・大豆油)
体内で生産されない必須脂肪酸の1つ。
皮膚の水分を保つバリア機能を正常に保つ働きがあります・・・・が、なにぶん酸化しやすく傷みやすいので、使用量や保管には注意が必要。
泡立ちが良く、さっぱりと洗いあがる石鹸になります。

リノレン酸(ローズヒップ油・ククイナッツ油)
リノレン酸は2種類あります。
総合してリノレン酸が多いものを上に挙げました。

α-リノレン酸(エゴマ油・亜麻仁油)
必須脂肪酸の1つ。とっても酸化しやすいため、市販の石鹸にはほとんど入っていません。
脳梗塞や高血圧、心筋梗塞や高脂結晶、アレルギー症状を緩和する働きがあるそうです。
石鹸に使った場合、洗い上がりの肌がさっぱり・つるつるになるのが特徴。
一緒に配合する油脂や成分(ローズマリー抽出液など)や作り方によって、酸化を出来るだけ抑えることが可能。
長期保存は向かない。

γ-リノレン酸(月見草油・ポラージ油)
食べ物からもほとんど摂取することが出来ない必須脂肪酸。
アレルギー疾患・免疫力強化・基礎代謝アップ・血圧の安定などの効果があるスーパー脂肪酸。
こちらも超酸化しやすいため、市販の石鹸にはほとんど入っていません。
手作り石鹸に入っている場合は、保管や使い切るまでの期間に注意。


脂肪酸の説明の参考サイト
軟水生活情報誌
読んで美に効く基礎知識
参考書籍→『生活の木』の手作り石けんのきほん
        

・・・・・・・・か、書き終わった・・・・


脂肪酸一つ一つに特徴がありますが、この配合によっても石鹸の使い心地が変わります。
オイルには一種類しか脂肪酸が含まれていない・・・訳がありません。
いろんな脂肪酸が組み合わさって出来ています。

例えば「皮脂を良く落とす」パルミチン酸やステアリン酸。
これは皮脂分泌が出来ている人向きの石鹸を生み出します。
でも、実は「乾燥肌向き」の代表オリーブオイルにもこの脂肪酸は含まれているんです。
ただ、割合がとっても少ないのでオレイン酸の特徴が強く出て、「皮脂を落とす力が弱い」石鹸になる、と言うわけ。

逆に、「皮脂をキチンと落とす」パーム油や牛脂の石鹸は普通肌・脂性肌にぴったりですが、この油脂にはオレイン酸も結構たくさん含まれています。
でも、皮脂をキチンと落としてくれるのは、それ以上にパルミチン酸やステアリン酸を多く含んでいるからなんですね。

この「脂肪酸組成」に理解のあるショップやメーカーは、全成分に「石鹸素地」ではなく、キチンと「○○油・○○○油・水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)」と記入してあります。
ショコラ・ド・バーンの成分表

石鹸のチカラを十分に発揮する為に、一度お手持ちの石鹸の「脂肪酸組成」、チェックしてみると面白いですよ~。

2010081907490000.jpg
我が家の洗面所。石鹸を入れてるのは、デザートのカップです(


そのほかの石鹸豆知識→にわか石鹸ファンの語り

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